SV650S(K6) フロント扁平率60→70タイヤを試してみる

2019年04月03日
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SV650S関連
久々のSV650Sネタです。
今回はフロントタイヤを交換するとともに、以前から気になることを試してみました。

CIMG2403.jpg
その前に今まで使用していたタイヤが、こちらピレリANGEL-GT
ライフは10247km持ちました。
中央はまだ少し山が残ってますが、サイドにスリップサインが出て、ハンドル操作が異常に悪くなったので交換です。

SV650Sで気になっていたのがフロントタイヤの摩耗の仕方です。
今まで使用してきたタイヤのどれもがこんな減り方をしてます。
SV650Sの乗り味なんですが、やけに切れ込む印象というか、曲がるときも舵角で曲がる感じがあるんです。

純正のフロントのサイズは120/60-17で、扁平率60と最近のロードスポーツのバイクでは、
あまり使われていないサイズを指定されているんですよね(俺調べですが間違ってないはず…w)
各社スーパースポーツ、他のスポーツバイクや新型SVでも今は扁平率70が指定ですよね。

扁平率60を指定したのはクイックなハンドリングで軽快性を求めたからだと個人的に思っているのですが、
やけに舵角重視な乗り味で、タイヤを見ると偏摩耗ぎみになりやすい感じがします。
純正指定だし、自分のライテクもダメなところも自覚してますが…やっぱりタイヤのせいなんかな?って気もするんですよね。
舵角重視からバンク重視、切れ込む特性から安定した特性になればいいかな…と!

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というわけで扁平率60から70への交換をすることにしてみました。
さて、このタイヤは何でしょう?

CIMG2397.jpg
見たら分かりますが、中古タイヤです(汗)
懸案もあるので、いきなり新品入れるってのもどうかなって思ったんですよね。
サイドは結構残ったんでいいかなって思ったのですが…

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中央が結構減ってる感じ…やっちまったかな~!
ちなみに5000円でしたw

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15年22週製造…約4年前のタイヤですね。
使用期限を考えると、ちょっと怪しい気もしますが、サイドウォールはもちろんトレッド面にヒビは無いし、
保存状態が良さそうだったので買ってみました。
爪で押してみましたが、ゴムもまだまだ柔らかくて十分使えそうな感じがします

CIMG2400.jpg
タイヤ交換作業に入る。
フロントのジャッキアップが怪しいのですが、どうするのが最適ですかね?
フロントのバイクスタンド欲しい…
タイヤ交換作業は参考にならないでしょうがコレ→SV650S(K6) 参考にならないタイヤ交換作業

CIMG2407.jpg
バランスも取って交換終わりました。
磨いたのでホイールも綺麗になった。
バルブはいつも交換しますが、今回は使い回すことにしました。

CIMG2406.jpg
交換したのはブリジストンのBT023です!
前後タイヤ同銘柄にしたかったので合わせてみました。
ていうか、それが普通やし、今まで違うタイヤを組み合わせていたのがおかしいとは思いますが(笑)

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フロントフェンダーとの干渉、懸案でしたがポン付け出来ました!
でも超ギリギリです。真上のところ親指一本入るか入らないかぐらい。
ダートはやばいんちゃうかな…まぁ、ぬかるんでる場所は絶対入らないほうがいいと思いますねw



交換後、明らかに取りまわしの軽さを感じました。
摩耗しきったタイヤからの交換というのもありますが、扁平率が上がってタイヤの接地面積が減ったため、
転がり抵抗が減少したのが原因かと思います。

あとハンドル位置がアップしました。
タイヤ直径が24mm大きくなり、12mmのハンドルがアップしたので、ちょっと運転が楽になりそうかな?

フロントタイヤの扁平率が変わったことで、色々と弊害もあります。
まずホイールマッチングの計算をしてみます→外径計算機&メーター誤差計算機&ホイールマッチング計算機

■タイヤ外径■
120/60R17 : 575.8mm
120/70R17 : 599.8mm


概ね24mm差があります。
これによって変化する乗り味を軽く調べてみました

・扁平率が増えたことにより乗り心地が良くなる
・マイルドなステア特性。安定性が良くなる

・フェンダーとの干渉
・接地感が希薄になる


グリップ性能は不明。多分そこまで変化は無いと思いますが。
で、ここからが重要なスピードメーターの誤差についてです。

■スピードメーター誤差■
SV650Sのメーターギアはフロントホイールに付いています。
タイヤの外周が変化したことで、メーターに誤差が生じます

扁平率60→70変化による誤差は、-3.98%のようです

スピードメーター100㎞の場合、実測103.98㎞で走行している計算になります。
プラスの誤差ならまだハッピーメーターで誤魔化せますが、約4%といえどマイナスは危険ですよね。
とのことなので、各自スピードには注意しましよう。メーターを信じず、感覚で感じるようにしましょう(笑)
あとODOやトリップも誤差を生じると思いますので、これも注意が必要…まぁ、しゃあないですね

こんな感じですかね。
実際の乗り味の変化は、また追記か新規で更新しようと思います。
GPS速度との誤差も出来たらやろうかと…コレはやる気次第で(笑)



[追記]
交換後、低速コーナーが多い峠を中心に、試験的に乗ってきました。
乱文気味になりますが、感じたことをそのまま書いていこうと思います。

CIMG2408.jpg
まずGPS速度から。
タンクバッグに69というGPS速度を測るアプリを入れて、メーターとの誤差を確認。

メーター読み60kmまではGPS速度約-2~-1と、ほぼ正確。
メーター読み60~80kmは誤差が開いたようで、GPS速度-7~-5ほどの誤差でした。


まぁ、アプリの精度も正確か分かりませんし、自分も適当だったので、これはおまけ程度に思ってますw
しかし、GPSは抜きにして、メーターの速度の上り方が明らかに鈍くなったのは実感しました。
今までより-5~-4くらいですかね。60㎞出てるかな?ってメーターを見ると55㎞だった、って感じで。
数字で見ると微妙な差ですが違和感は凄かったです。動かないメーターになったので少し残念な感じがしました。

■乗り味について■
まず始めに乗って、これは失敗したと思った。
フロント扁平率アップの変化は思っていたより大きく、ハンドルが重いような感覚で曲がらない。
例えるならプリロードをかなり締めたような感覚と似てるかも?実際は違うけど。
ハンドルの切り替えしも変で、交差点での右左折などバランスを崩して、こけかけたりして怖い場面もありました。
乗っていくうちに慣れるのですが、それまでは60扁平に戻そうかと本気で思いながら乗ってました(笑)

★段差のショック
これは60扁平よりも吸収された感じがする。
ドンって来る段差がウニュッって感じ。乗り心地アップといえばそうかもしれない

★直進安定性
60よりも決められたラインを安定して走ることが出来るようになった。
以前は少しフラフラしていたが、70はラインがピシッっと決まる。
意図的にハンドルを振っても元に戻る力が強い。キャスター角の影響だと思う

★峠
場所は通称裏金剛といわれる場所。
低中速が続くコーナーが多い場所で、3回くらい往復したかな?
こけたく無いので攻めた運転はしてませんが、そこそこ頑張って走った感じですね

当初は曲がらない印象でしたが、峠のコーナーでは60よりも走りやすい印象で驚いた。
今までと違いリアを軸にして曲がる感じ。フロントは安定しているので、狙ったラインをきちんとトレースできる。
結果的に以前の60扁平よりも、速くコーナーを抜けることが出来るように感じた。
一部、レース志向の人が60よりも70押しの記事を見かけたが、納得できた気がした。
高速コーナーならもっと70の恩恵を実感できると思う。
バンク重視の乗り味にしたかったが、これは予想通りの結果で良かった感じです

CIMG2409.jpg
峠を走ったあとのタイヤですが、今まではフロントの端まで使ってたのが、1.5cmくらい残ってます。
この部分を使い切れるのは自分じゃ無理ですねw
まぁ、今までと違い余裕が出来たので良いんじゃないでしょうか

気になるのはタイヤに付いているケガキ線のような跡。
フェンダーとのクリアランスがほぼ無いので、干渉してるのか思ったが、装着前から傷のような跡が付いてたし気のせい?
BT023特有だと思うけど…コンパウンドの境?この線は何なんでしょうか

★不快な振動
曖昧なんですが、30km~60kmくらい?でハンドルに不快な振動を感じるようになった。
フェンダーへ干渉してる?っと思い、線が付いてるのも干渉の理由だと思ったが、どうやら違うようですし…
サスの調整など一度見直したほうが良いかもしれませんね。これについては、また色々試してみます。

■まとめ■
フロントタイヤの扁平率60→70を装着して乗ってみました。
少し変わればくらいに思ってましたが、予想以上に乗り味が変化しましたね。
良いも悪いもあります。特に理由が無ければ、純正の60サイズで良いと思いますよ!w
実は70を試した理由は、興味本位だけでは無く、次のタイヤに繋げるための試験も兼ねてるんですよ。
勿体ぶらずに書きますが、次はバイアスタイヤを試したいとか考えてるんですよね。
自分が履きたいと思うタイヤは70しか無いのでね。リアは幅も扁平も変わりますがw
今は気持ちが変わりつつありますね。
なんだかんだ、やっぱり純正サイズのラジアルが一番かもしれませんね

今よりも改善する調整が出来れば、また追記をするかもしれません。
とりあえず、扁平率70を試した感想はこれで一旦おしまい



思い付きですが、ちょっとだけ追記します。
ハンドリング操作や乗り味の変化は扁平率変更によりフロントの車高が上がったことによる、キャスター角の影響によるものだろうと思います。

・フロント車高が上がることにより、切り返しが軽くなり、移動半径が長くなりコントロールしやすい
・キャスター角が増加することにより、実舵角が減少し、ハンドリングが穏やかになる
・フロントタイヤの分担荷重が減少することにより、リアタイヤのトラクションが向上する

実際乗ってみて、フォークを突き戻した時の影響によく似ていると実感しました。
参考にしたのはmoto-ace-blogさんの記事で、分かりやすく、とても詳しく説明されています。
バイクのサーキット走行向けサスセッティング|フロント編
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Posted by yksb
スズキのSV650S(K6)に乗っています
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